クラウドソーシング

クラウドソーシングは稼げない?誰でも努力次第で月数十万稼ぐ方法

クラウドソーシングを調べてみると「稼げない」・「割が合わない」という言葉が目立つ。でも色々見てみると、初心者の主婦でも稼いでいる人はいて、使い方が悪いという口コミもあって、どっちなの?と思う人は多いことでしょう。

また「人によって稼げると感じる金額」は違いますし、専業主婦(夫)の在宅ワーク、サラリーマンの「副業としての稼げる」「本業としての稼ぎ」も違います。

つまり、人によってクラウドソーシングを使ったほうがいい場合もあれば、クラウドソーシングが合わない場合があります。

そこで当記事では、クラウドソーシングの悪い部分と良い部分の双方から「クラウドソーシングを稼げると感じるケース」と「クラウドソーシングを稼げないと感じる人」がいるのかを解説します。

最後まで読んでいただければ、「自分は合うかも」、「自分は使わないほうがよさそうだ。」と客観的に判断できるようになると思います。

Contents
  1. 1.クラウドソーシングを稼げないと感じるのは本業の人
  2. 2.クラウドソーシングの稼ぐこと以外のメリット
  3. 3.クラウドソーシング初心者の副業おすすめはライター一択
  4. 4.クラウドソーシングである稼ぐために初心者が心がけること
  5. 5.クラウドソーシングサイトへの登録はタダ

1.クラウドソーシングを稼げないと感じるのは本業の人

クラウドソーシングの口コミは「稼げない」というコメントが多数を占めます。

この口コミはどういった人がいっているのでしょうか?

1.1 本業としてのクラウドソーシングは儲からない理由

クラウドソーシングに対して「稼げない」・「割に合わない」という口コミをしている人の多数は、フリーランスとして活躍している人か将来本業1本で考えている人たちです。

専門知識、経験が十分ある人にはクラウドソーシングは向きません。それはクラウドソーシングがそういったニーズを解決するサービスではないからです。

1.2 クラウドソーシングの単価は安い傾向にある

クラウドソーシングは、不特定多数から案件をこなせる人を探します。

すると案件の条件から契約を取るために、採算度外視の提案をする人が出てきます。するとどうしても相場は崩れます。これがエンジニアやデザインといった職種でクラウドソーシングが不人気な理由です。

また発注する側の心理として、基幹のシステムや業務をクラウドソーシングではしたくありません。どちらかといえば、ある程度の経験や知識があれば誰でも出来る仕事か、上手くいかなかっても業務に支障をきたさない業務だけを委託します。

もちろん、クラウドソーシングで案件の中には、自社ノウハウがないシステム開発案件やプログラミングやデザイン関連の高額案件が存在しています。

しかしその場合大抵、発注力がない、手直しや打ち合わせなどで時給換算すれば、割に合わないことが多いです。

1.2.1 実績やスキル、知識があるならフリーランスエージェントがおすすめ

前職での経験や知識が豊富で、ある程度のプロジェクトマネジメント実績があるのであれば、営業を代理してくれ、自分にあった案件を紹介してくれるフリーランスエージェントの活用をおすすめします。

エンジニアをしていて年収400万円の方が2倍、3倍の報酬をもらえるようになった。 自分の実力と知識量に自身があるのであればクラウドソーシングよりもよっぽど稼げます。

1.2.2 副業を本業に変えたいならブログ運営・動画投稿・ネットショップ運営がおすすめ

またサラリーマンをしながら副業として始め、将来的に年収1000万円を越えたい!という方は、オウンドメディア(ブログ)でアフィリエイトをするか、動画投稿、ネットショップをする方がよっぽど稼げます。

もちろん、ある程度のノウハウがある人に限りますが・・・。

1.3 クラウドソーシングとアルバイトで比較すればいくら稼げる?

上記の話は、エンジニアやデザイナーなど能力に見合った報酬であるかどうかの話です。専業主婦やサラリーマンの副業として考えた場合はどうなるでしょうか?

結論から言えば、専業主婦でも40万を稼ぐ人もいますが、初心者は時給100円になる時もあります。それをリスクと見るか、投資と考えるのは自分次第です。

アルバイトであれば時給は変わりません。なぜなら、アルバイトは成果が求められないからです。

しかし、クラウドソーシングは自分で案件を獲得しなければいけません。

当然、なれていなければ受注を獲得するのに苦労しますし、1つの案件を処理するためにより多くの時間がかかります。しかし、努力次第で片手間の副業として10万稼ぐことも不可能ではないですし、主婦の方が会社に勤めずとも20万以上の報酬を手に入れることも出来ます。

クラウドソーシングで稼ぐための方法に入る前に、クラウドソーシングのもう1つのメリットについて解説したいと思います。

2.クラウドソーシングの稼ぐこと以外のメリット

主婦をしながら、サラリーマンをしながらアルバイトではなく、クラウドソーシングをすることのメリットはもう1つあります。

それは専門知識やスキルを稼ぎながら学べることです。

2-1.エンジニア・デザイナー初心者におすすめな理由

もしあなたに経験や知識がない場合、案件獲得は非常に難しいです。

マッチングサイトに登録しても案件なんてこないし、自分でサイトを立ち上げたり、直営業をしても契約なんて取れません。これは私もそうですが、ビジネスを始めたころ、「無料でもいいからさせてくれ」と熱心に営業をかけた時期がありました。

無料でもいいから案件を受けることで「紹介」や「リピート案件」を獲得できると考えたからです。しかし、無料でも「実績はあるの?」、「どういった会社でどんな案件をこなしたの?」という壁が立ちはだかります。

2-1-1.能力や知識があっても実績がなければ仕事は取れない

実際に仕事をもらえれば、顧客満足度やリピート率は100%に近かったですが、それでも新規の案件を取ることは大変でした。

しかし、案件数が増えてきて、実績をPRできるようになると新規案件は面白いくらいきます。「これまでに○○の案件をこなしました。」。「こういったプロジェクトをしました。」

これだけです。これができれば仕事なんか山ほど来ます。

2-1-2.クラウドソーシングであれば案件獲得は簡単

しかし、クラウドソーシングであれば、単価次第で案件を獲得できます。

もちろん、単価として考えればおいしくありませんが、将来自社HP・SNSに掲載する実績、フリーランスマッチングサイトに登録する際の強い材料となります。

つまり、サラリーマンの副業として勉強しながら様々な経験を積み、エンジニアやデザイナーとして無知識、無経験でもフリーランスになるためのキャリアを積む事が出来ます。

2-2.主婦をしながら月収数百万円になったケース

ネットビジネスというのは大きな可能性を秘めています。

素人から初めて、自分のブログやHPを開設して、月収数百万円になったというケースは珍しくもありません。

その努力を続ければノーコストでできるアフィリエイトや動画投稿ですが、収益化までは非常に長い道のりです。WordPressを開設した。100記事になるまで無報酬に近いレベルで努力しなければいけない。マネタイズの問題もあるあるし、なかなか成果が出ない。

だから9割の人が努力を継続できずやめてしまいます。

2-2-2.努力の継続をするためのクラウドソーシング

目標は出来るだけライトに、短くする事が継続の秘訣です。契約を1件取る。5万稼ぐ。リピート案件を獲得する。受けたことのない案件に挑戦する。

それを初心者でも出来るのが、クラウドソーシングです。

誰でも簡単に受注を獲得でき、単価をやすく提示すれば自分の経験してみたい仕事も請ける事が出来る。仕事をしていれば必ず興味が湧きます。

  • 仕事をしていて気付きがあった。調べてみよう。
  • こういった機能・動作をさせるにはどうすれば?

努力を継続していれば、知識・技能・ノウハウは必ず身につきます。少ない金額(20万程度は頑張れば稼げますが)でもお金を稼げるのであれば、勉強は面白くなります。

2-2-3.ノウハウを身につけていればビジネスは必ず上手くいく

そして副業としておこずかい稼ぎをしながら努力を継続していれば、SNSやブログ、HPで自分のオウンドメディアを立ち上げ、自分で契約をとる、収益をあげやすくなります。

それは自分にノウハウが身についているからです。

こうすれば上手くいく。ここまでできれば○○円が見込める。それは今までの経験から実感として近い未来を具体的にイメージできているからです。

3.クラウドソーシング初心者の副業おすすめはライター一択

では初心者で始めて稼げる、将来性として考えるのであればライティング一択です。

もちろん在宅ワークとして続けても月数十万円稼ぐことも出来ますし、将来自分のブログやSNSを運用して、年収1000万目指すことも可能です。

3.1 クラウドソーシングで記事ライティングが人気な理由

クラウドソーシングの記事でほとんどといっていいほど、ライティングがおすすめされる理由、案件が多いのもそうですが、なぜそこまで人気であるのか?

それは金になるからです。

ブログを運営して人気になれば広告収入がもらえます。自社サイトを運営しているとライターの仕事をもらえますし、自分が持っている知識や趣味に関するセミナー集客も出来ます。アフィリエイトをして働かずとも毎月数十万円から数百万円の収入を得ることもできます。

そしてブログというのは、サーバーの維持費が年間数千円がかかるだけでほとんどタダで始められます。

そのための知識とノウハウをお小遣い稼ぎをしながら学ぶことができます。

3.2 記事ライティングが時給が高くなりやすい

また時給換算で言えば、一番儲かるのもライティングです。

一文字何円という文字単価で、0.5円の仕事もあれば、3円という高額報酬もあります。文字数は大体1000~3000字が多いです。

参考までに言うと1時間で僕は2000字程度書きます。書く前にテーマのキーワードリスト調査をしてペルソナを考え、SEOを考えて目次を作るのに1時間かからない感じなので、大体2時間で一案件で上記の単価で3000文字なら時給は1500円から6000円になります。

3-2-1.案件を獲得するためのテンプレート文章・ストーリを作っておく

初心者のころは稼げず、時給が3桁きるかもしれませんが、それは提案内容が没になったり、案件を獲得することに時間をとっているからです。

慣れてくると、それぞれの案件の獲得文章はテンプレートを少しいじるだけで済むようになりますし、案件の内容を見れば「こういう提案をすればウケる」ということがわかるようになります。

3-2-2.ライティングスピードを早める

ライターの時給は仕事のスピードで決まります。1記事に時間をかけていればその分時給は下がります。

そのライティングですが、タイピングスピードは仕事をしていれば勝手に速くなります。大事なのは、知らないテーマでも調べながら書けるチカラです。

最初のころは、自分でも書けそうなテーマがない、文章が書けない、わからない事が出て調べる、ということがありますが、最終的に知らないことでも調べながら書くスキルが身につきます。

大事なのは案件数×処理スピードです。単価は余り考えなくていいです。

真面目にやっていれば実績も、評価も増え、単価の高い案件を獲得できるように勝手になっています。仕事の依頼もきたり、リピート案件がくることもあります。

そうなれば10万円から20万円稼げています。

4.クラウドソーシングである稼ぐために初心者が心がけること

では最後にライター、エンジニア、デザイナーに共通する案件の獲得コツを伝えたいと思います。

4-1.クラウドソーシングで稼げない人の5つの特徴

クラウドソーシングで稼げない人には5つの共通点があります。それさえ抑えれば、ある程度の収入は確保する事が出来ます。

①:提案数が少ない

会社で働かない以上、契約は自分の力で取るしかありません。しかし、初心者にそのノウハウがあるはずもありませんし、それができるなら、直営業でフリーランスとしてバリバリ売上を取れているはずですよね。

打率が安定するまでは、案件の探し方を試行錯誤したり、PR内容を変える。自分なりに「契約を取るためのテンプレート文章」を見つける事が大切です。

また案件募集が始まれば、即応募、出来るだけ安い単価からはじめ、慣れてきたら相場にあわせていく。まず契約のとり方を学ぶことから始めましょう。

②:初心者の癖に費用対効果を考える

ビジネスというのは成長です。実績を積む、さまざまな案件をこなす。そうすれば必ず時給は上がります。特に不特定多数の人が、応募するクラウドソーシングで、実績もないので高単価な仕事がしたい。

そんな美味しい話はないです。

とりあえずやってみて、案件もこなした。ある程度の評価もされた。しかし、「単価の安い仕事しか来ない!!」なんてことはほとんどありません。

誰がレビューを書いているかが重要で、実際は対して仕事を受けたこともないのに、「安いい仕事しかない!!」といっている人が大半です。

③:作業効率を意識しない

当たり前ですが、時給は売上÷時間で計算されます。

簡単な仕事でも数こなせるのであれば時給は高くなりますし、高単価でも手直しなどが発生しやすい案件は地雷です。

同じ仕事をしていても時給は同じではありません。あなたと同じような仕事をしていても、同じ時間で2倍案件をこなせるのであれば単純に考えて時給は2倍です。

④:プロフィールの写真・書き方が適当

クラウドソーシングでのプロフィールとは、会社概要です。会社概要はBtoBでも、BtoCでも一番多く見られるページとも言われます。

またブログで顔出しやプロフィールを載せる事が最近の主流ですが、これも数値の裏づけがあります。

あなたは良くわからない人に仕事を依頼しようと思いますか?

これは初心者であってもです。勉強熱心であることや自分の性格や作業環境など書けることは沢山あります。そして、実績や経験を積めば随時アップデートしていきましょう。

⑤:ベネフィットではなく「できます。」としか言わない

企業は依頼をするとき、必ずゴールをイメージしています。

それは達成目標の場合もあれば、抱えている課題など様々ですが、目的に対して「なにをもたらしてくれるのか?」が審査基準となります。

  • 「○○の知識があります。」・・・だから?
  • 「○○できます」・・・だから?
  • 「○○したことがあります」・・・だから?

嫌味な言い方ですが、これが真実なのです。

例えば、案件を見て「この企業はこういったゴールを見ているはずだ。だから、こういった考えで、このような事が出来る人を探しているんだよね?」と意図を予想します。

これが提案です。知識・技能を伝えたところでそれは相手には伝わりません。

5.クラウドソーシングサイトへの登録はタダ

以上のことから、やはり僕は副業から初心者からノーリスクで始めたいのであれば、クラウドソーシングを推します。最初から、オウンドメディアを運用する、営業する、というのは本当に上手くいく確率が低いです。

クラウドソーシングのリスクはなんと言っても時間努力だけです。

ビジネスの練習として、ニーズを知る、案件の獲得方法を学ぶ、様々な案件を受けながらスキルアップする。そしてそれに対する対価を貰いながらモチベーションを維持する。

フリーランスとして独立したいけれどリスクが怖い、副業をしながら徐々に基盤を固めて行きたいと考えているならばクラウドソーシングをお勧めします。

クラウドソーシングサイトに登録するのは無料です。出来るだけ全てのサイトに登録するようにしましょう。慣れてきたらメインサイトとサブに分けていけばいいですが、最初のころは様々な案件に挑戦し、契約を取るということ、様々な案件をマルチにこなすということ、ビジネスで収益を生むためのキャッシュポイントの作り方を学んでいきましょう。