クラウドソーシングで動画編集の仕事を獲得するメリットは以下の4つです。
- 実績ゼロの初心者でもできる簡単な仕事がある。
- 営業スキルがなくても少しのコツで案件を取れる
- ある程度稼ぎながらポートフォリオを充実させられる
- 本業しながら、副業としてスキルを高めていける
当たり前ですが、副業として動画編集の仕事をしたい方は、隙間時間で出来るライトな仕事の方がいいでしょうし、本業として考えている場合も、駆け出しの方は中々自分をブランディングできなかったり、契約を取る事が難しいです。
そんな初心者・未経験者に向いているのが、クラウドソーシングです。
1.クラウドソーシングでの動画編集の単価と相場
まず、未経験者の方も初心者の方もまずはどれだけ稼げるんだ?ということが知りたいと思います。
これから努力する価値はあるのか?将来につながるのか?ってことを先に確認することは重要ですからね。
1.1 クラウドソーシングでの動画編集の相場・単価
動画の単価としては、1本あたり大体3000円から5000円となります。時給で言うと慣れてくれば、3時間程度で終わるので1000円から1500円に収まればまずまずといえるでしょう。
結婚ムービーなら1万円くらい、企業案件(SNS動画やロゴアニメーション)とかなら20、30万円くらいです。
クラウドソーシングでのほかの案件(ライティングやデータ入力関連)だと時給100円きることもざらなので、WordPressや動画編集というスキルで差がつく職種は、努力すれば時給が上がりやすいのでおすすめですね。
2.動画編集の仕事の獲得案件
次にクラウドソーシングを含めた案件の獲得方法としては以下のものがあります。
- SNSやブログでの自主営業
- マッチングサイトからの案件紹介
- クラウドソーシング
- 異業種交流会や展示会などの参加
- youtuberが所属する事務所でのアルバイト・専属契約
経験やたくさんのポートフォリオがある方は、自分のオウンドメディアを作って集客した方が単価は高くなりますし、マッチングサイトに登録すれば仕事を紹介してもらえます。youtuberの事務所で仕事をすれば、時給制になるので単価も安定しますね。
まぁでもそれは初心者や未経験者では難しいです。
だからクラウドソーシングを使うって訳ですね。
3.初心者でも動画編集案件があるクラウドソーシング
初心者以外でもクラウドソーシングを使うメリットはあります。
まず単発で仕事ができますし、本業の忙しさにあわせて空いた時間にできます。単価は当然落ちますが、趣味の延長や空いた時間の有効活用として月5万から10万の副収入が増えるのであればいいのではないでしょうか?
3.1 動画初心者にクラウドソーシングをおすすめする理由
これはクラウドソーシングの記事で繰り返しお伝えしていることですが、アルバイトや会社勤め以外で仕事を獲得することは非常に難しい事があげられますよね。
マッチングサイトなんて、ある程度スキルがある人やたくさんの制作実績がある人ばかりで仕事を紹介してもらえるはずがありません。
しかし、クラウドソーシングなら初心者でも出来る簡単な案件がごろごろあります。
初心者はyoutuber案件がおすすめ
クラウドソーシングの中で特におすすめなのが、単価は当然安いのですが、テロップ入れやSE音など、知識がなくても調べながらでも出来る案件が数多くあります。
もちろんそういった素人でもできる案件は時給はよくないですが、実績を積むのに適していますし、ある程度の小金を稼ぎながらどんな案件があって、どんな流れで受注して、どういった感じで納品するのかを学べます。
具体的には以下です。
- テロップ挿入・SE音挿入
- 要らない部分のカット
- 各種修正作業(チャットアプリやスカイプ、電話しながら共有)
- フリー素材の収集
最初は、テロップ挿入やSE音挿入など、要らない部分のカットなどの初心者でも調べればすぐにできる仕事であれば単価は500円とかですが、すぐにできます。
3.2 クラウドソーシングで動画編集の案件の取り方
案件の取り方ですが、本当に誰でも出来る案件であっても、熱意を見せること、しっかりとコミュニケーションをとることは重要です。
初心者なら尚更で発注する側は「この人は連絡がとれなくならないか?」、「納期通りにやってくれるか?」、「自分の要望をしっかりと伝えてくれるか」を気にします。
顔が見えず、実績がない人なら尚更です。
そして無実績の最初期は、むちゃくちゃ単価の安い仕事しかとれません(誰も応募したくないような)。あるいは、かなり安い提案をしないと受注取れません。
それでも案件を受けるのであれば、きっちりと丁寧に仕事をすること、わからないことがあれば調べられるリテラシー能力があることをしっかりとPRしましょう。
高単価な動画編集の案件を獲得するために必要なポートフォリオ
ある程度、勉強を進めたり、制作物が増えてきたらポートフォリオを作成しましょう。ポートフォリオとは自分がこれまでに作成してきた作品物をまとめたものです。
最初から自分が希望する案件をとりたい場合は、まず結婚ムービーのサンプルやアニメーション、Youtuberによくあるような動画をいくつか作成しましょう。
そうすれば、初心者でも仕事を獲得できます。
3.3 クラウドソーシングで動画編集案件の選び方
動画編集の仕事の案件の選び方は3つです。
- 報酬単価
- 動画の長さ
- 動画加工の種類
1つ目の報酬単価は、自分の実績とスキルに依存します。最初は一番安い案件から挑戦し、徐々により報酬単価の高い案件を見極めましょう。クラウドソーシングでは、自分以外のほかの提案者の情報が見れます。
ライバルに勝てないようなら、単価が低くライバルが弱い案件を探すか、より質の高い作品を作成してポートフォリオを充実させましょう。
また時給効率も重要です。単価が高くても1日かかるような仕事なら非効率ですし、単価が安くても自分が慣れている加工でささっと終わるものであれば時給は良くなります。
案件の中身も丁寧に確認しましょう。
どんな編集なのか、どのような作業がいるのか、そして、発注者は具体的なイメージがあるのかは重要です。「こうじゃないんですよ」とか「やっぱりこんな感じで」などの手直しを要求する人もいるので、具体的なことを記載していない発注者は要注意ですね。
サムネイルもあわせて作れるようになろう
youtube案件では、サムネイルも重要です。おすすめ動画とか検索出てくる画像のことです。サムネイル次第でクリック率は大きく変わります。
非常にニーズが高いので、あわせて出来るようになれば仕事の幅は広がります。
4.動画編集案件と投資について
次に考えなければいけないのが作業環境です。
4.1 動画編集に必要なパソコンのスペック
パソコンのスペックはどんなに低くても16GB以上、GPUは1070以上は欲しいです。これは最低値で、パソコンを買い換えるならできるだけ良いものを買うようにしてください。
そうしないと長時間の動画とかデータが重くなってすぐにフリーズしたり、クラッシュします。作業効率も悪いどころか作業が進みません。
最悪、中古品でもいいので購入し、仕事が増えてきたら良いのに買い換えるようにしましょう。
4.2 動画編集に必要な編集ソフト
基本的に無料のソフトでも実行可能ですが、adobe社のPremiere Pro必須案件も多いです。どのツールも触っていく内に慣れていくので、最初から購入できるならした方がいいです。
またポートフォリオを作って高単価案件をするならほぼ必須です。
4.3 動画編集で高単価な仕事を得るために
はっきりいってyoutubeの案件は初心者でも受注できますが、単価は安いです。頑張って時給1500円くらいです。継続案件を受けているyoutuberが儲かって単価が上がるとかありますが、それよりもスキルがあるなら自分で投稿した方がよっぽどいいです。
おすすめのステップとしては、簡単なyoutube案件をこなしながらお金を稼ぎながら、動画編集のスキルを勉強し、自分が営業活動をしなくても高単価な案件が入ってくるようなキャリアを作りましょう。
そのためには、体系的に動画編集を学べるスクールに通うことをおすすめします。
おすすめは以下のスクールです。
4.4 動画編集スクールに通うことのメリット
上記のスクールに通う事のメリットは以下のものがあります。
- youtubeでバズらせるノウハウ講座
- 案件の取り方と単価のあげる営業戦略
- ビジネスとしてキャッシュポイントの作り方
- 同業者のコミュニティに参加できる
- テロップやアニメーション、エフェクトのテンプレートがもらえる
- 現役プロの編集データをサンプルとしてもらえる
- 動画添削をしてもらえる
- LINEサポートがあって作業しながら質問できる
- 営業文章の添削サポートがある
スキルがあるだけではお金になりません。自分でyoutuberとなるのも、営業するのも、キャッシュポイントの作り方を知らなければいけません。
案件の取り方や提案文章の書き方を教えてもらえて最初からプロが編集したテンプレートがもらえれば、それを活用して、youtube案件なら余裕で稼ぎながら学ぶ事が出来ます。
24回払いで月3000円程度なので、月5万も稼げば余裕で黒字です。
5.動画編集を学びながら稼ぐ手順
では最後に手順をまとめます。
手順1:スクールに通ってソフトを買う
初期投資になりますが、まずは上記のスクールに通い、ソフトを買います。他のソフト(Photoshop,illustrator)もおすすめです。これがあればサムネイルやこのブログでのアイキャッチ画像も作れます。
手順2:大手クラウドソーシングサイトに登録して案件を受ける
次に会員数、案件数トップのランサーズとクラウドワークスに登録して、とりあえず簡単な案件をこなして出来ることを増やします。
手順3:勉強しながらやったことのない案件をこなす
そして可能なら時給や単価を無視して、やったことのない案件を受けることを最優先して、案件をこなします。出来ることの幅を広げることで、将来、自主営業や専属契約をとる時に迷ったり、「できない」って事を防ぎます。
スクール在籍中ならアドバイスを貰いながら作業が出来るからです。
手順4:自分が進みたいキャリアを模索する
ここからは好みです。全てやっても構いません。
A:youtubeなどで配信する
こちらは動画スキルよりもアイデアの方が重要です。キャラ作り、独自コンセプト、ニーズを探し当てることの方が大事です。難しい加工よりもバズらせるアイデア、愛されるキャラ、話術、突き抜けた趣味の知識があるという方にはおすすめです。
B:オウンドメディアを運用する
儲けるには自主営業です。当ブログのように記事を沢山書き、動画や画像を掲載したり、自分が納品したものの再生回数をPRしてください。
そのブログに料金表を作れば、自分が受けたい単価で仕事が来るようになります。TwitterなどのSNSを連動させるとなおいいです。
C:マッチング系のクラウドソーシングに登録する
ポートフォリオが充実してくれば、総合サイトではなく、動画に特化したクラウドソーシングを活用するようにしてください。より高単価な案件を獲得できるようになります。
コーポレート案件などもあり、自分の作品の方向性を絞って案件をとりましょう。
D:自分のスキルを売るクラウドソーシングに登録する
自分の作品を掲載できるなら、仕事を貰う側でなく、仕事を依頼される側に回れます。ココナラというサイトでは、「○○円で■■をしますよ」といったように、自分で料金を設定し、スキルを売る事が出来ます。
ポートフォリオが充実すれば価格競争に巻き込まれず、仕事が勝手に舞い込んでくる状況を作り上げる事が出来ますよ。
まとめ
動画編集のいいところは、とても案件が獲得しやすいことです。動画ソフトがあれば、簡単な編集なら調べながら出来ますし、慣れていないと単純に時間がかかって時給が落ちるだけです。
初心者でも案件を獲得できるということは、有料ソフトやスクールに通って勉強しながら稼げるということです。
どうしても独学では、とりあえず作品を作るけど、見本もないし、どれだけのボリュームで作ればいいかわからない。そしてスキルが上がらなければ、簡単な案件しかとれず、利益で考えたら「スクールに通っていたほうがずっと儲かっていた。」となります。
これがライティングとかなら話は別です。単価は安いし、アフィリエイトもサイトを1年くらい運営しないとお金が入ってこないし、初期投資がかなり重たいです。
しかし、動画編集は初期投資をローンで組んで、次の月で3万稼げば実質プラスになります。それほど動画編集はニーズがある市場ということですね。
基本的にスクールは通信なので会社員をしながらできます。是非、挑戦してみてはいかがでしょうか?